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憧れの1人暮らしで隣人に恋した11

421 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:09:42.39 ID:cj6KJBAo
おはよう。

最終投下を19時に合わせて
細かいの出していくよ!




422 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:10:58.06 ID:cj6KJBAo
季節は梅雨を終えて、夏・・・。
8月15日。
まりあの誕生日を迎えても、俺の鬱は一向に改善されていなかった。

毎日自室に閉じこもって、ボーッとしている日々。

TVはあまり観なかった。
どうしても、仕事を連想してしまうからだ。

そして・・・。

まりあからの返事も、未だにきていなかった。

「終戦まりあ記念日か・・・。」

去年は楽しかったよな。

8月15日・・・。

色紙のリングなんか作っちゃって

でも、主役が来ないんだよ。

笑っちゃうぜ。
憧れの1人暮らしで隣人に恋した1
憧れの1人暮らしで隣人に恋した2
憧れの1人暮らしで隣人に恋した3
憧れの1人暮らしで隣人に恋した4
憧れの1人暮らしで隣人に恋した5
憧れの1人暮らしで隣人に恋した6
憧れの1人暮らしで隣人に恋した7
憧れの1人暮らしで隣人に恋した8
憧れの1人暮らしで隣人に恋した9
憧れの1人暮らしで隣人に恋した10
憧れの1人暮らしで隣人に恋した11
憧れの1人暮らしで隣人に恋した12






427 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:12:43.92 ID:cj6KJBAo
それを知らずに、油田と渡辺はケーキとチキンを買ってくるしさ。

しかも油田は
アリ伝説DXとかいう、不気味なプレゼント用意してんの。


・・・・・・・・・。


あの日だよな・・・。

俺とまりあが付き合った日も・・・。

もう1年も経っちゃった。

たった1年で、廃人になっちゃった。

まりあ・・・。

21歳の誕生日おめでとう。

俺は心の中で、まりあの誕生日を祝った。




430 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 13:14:02.26 ID:5aHuHd6o
アリ伝説とは懐かしいww
あのころは鬱展開もなくたのしかったな




431 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:14:49.94 ID:cj6KJBAo
鬱病というのは、本当に恐ろしい。

焦れば焦るほど、仕事が出来ない。

おふくろに心配を掛けたくない!
そう強く思えば思うほど、仕事が出来ない。

早々に病院へ行けばいいのだが
おふくろの悲しむ姿を想像して行けない。

まさに地獄の、無限ループである。

そんな俺を、おふくろは何も言わずに
ただ見守っていてくれた。




435 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:15:59.47 ID:216y.Xko
カーチャン・・・J('ー`)し

436 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:16:03.12 ID:aOHDIo.0
うぅぅ~、鬱経験者の俺は痛い程わかるぜ!!
これは鬱病になった者にしかわからない苦しみ!!がんばれ!!




443 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:20:19.46 ID:cj6KJBAo
カレンダーは、9月半ばに入っていた。

部屋の窓を開けると、秋の香りが漂っていた。

それは、いつかまりあに教えてもらった
キンモクセイの香りだった。

俺が感傷的になっていた
その時、携帯がブルブルと振動した。

着信だ!誰だろう?

携帯画面に表示されているその文字は

「川田さん」であった。

すごい早さで、脈打つのが分かる。
心臓がバクバクする・・・。

川田さんが・・・。なんで?

俺は不義理なことに、会社を辞めてから
川田さんに一切連絡をしていなかった。

申し訳ない気持ちはあるのだが
どうしても連絡が出来なかった。

仕事関係の人間と話をすることを
心が頑なに拒否していた。

俺は迷った。

出るべきか・・・?
逃げるべききか・・・?





447 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 13:21:51.35 ID:Nt9vu7E0
川田さんは、よき理解者だったからな

出ろ!

449 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:21:58.00 ID:Y5CP5gg0
川田さんが久しぶりに!!




456 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:26:24.59 ID:cj6KJBAo
俺はソロソロと携帯を手に取って、受話ボタンを押した。

心の奥底にしまい込まれていた
「師匠への感謝の念」が俺の心を動かした。

この人からは・・・。

この人だけは・・・・・・。

逃げちゃいけないんだ!

「も・・・もしもし」

声が震えている。

退社後、仕事関係の人間と話をするのは
渡辺以外で、これが初めてであった。

激務を抱えていた時の情景が頭をよぎる。

「おー!二宮。俺だよ」

久しぶりに聞く川田さんの声。
いつもと変わらず、陽気なその声・・・。

「川田さん!その節は申し訳ありませんでしたっ!!」

俺は川田さんに謝った。




458 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:27:00.05 ID:BzIndcI0
よく言った!!

459 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:27:32.23 ID:Y5CP5gg0
よっしゃああ!!それでいい!!
かっこいいぜニノ!!

460 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:27:38.00 ID:NQBkFJI0
やっぱ川田さんはいいとこで物語に絡んでくるな




463 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:29:35.03 ID:cj6KJBAo
しかし川田さんは、とぼけた声で
「なにが~??」
と言っている。

「お世話になった、川田さんに対して
会社を辞めた報告を怠ってしまい、誠に申し訳ありませんでした。」

俺は携帯を握りしめながら、頭を下げていた。

川田さんは数秒間、考え込むように間を取ると。
「報告なんかいらないよ。だって俺、あの会社の人間じゃねーもん。」
と言った。

「そんなことより・・・」
川田さんが続けて言葉を発する。

「お前の有給は、もう終わりだよ!」

???

俺は会社を辞めたんだ。
有給休暇をとっていたわけじゃない。

「明日から出勤な!俺の事務所に。」

川田さん・・・。




466 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:30:28.06 ID:.DWTJHQ0
かっこよすぎんだろ川田さん!!!!

467 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:30:40.65 ID:BzIndcI0
目のGスポットが刺激されて…

468 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 13:30:59.86 ID:5aHuHd6o
二宮はほんっとにいい上司にめぐり合えたね
うらやましいよ

469 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 13:31:01.33 ID:bUNJPDwo
俺もこんな人についていきたい




489 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:32:36.45 ID:cj6KJBAo
「でも・・・でも俺・・・。映像の仕事は・・・。」

俺の心の中で根付いてしまった鬱が
川田さんの温情を、突っぱねようとする。

川田さんは、そんな俺の鬱もお構いなしに
「バカヤロー。
お前なんかに恐ろしくて、映像の仕事なんかさせられるかよ。」

それじゃなぜ・・・?

「お前の仕事は、今も昔も俺とキャバ行くことだろが!」

涙が溢れてきた。
心の奥底に眠っていた、熱い感情が沸々と湧き上がってくる。

「ぅぅぅっっ・・・。分かりました。
明日・・・。事務所に行かせていただきます・・・。」

ずっとずっと、真っ暗闇の中、1人彷徨っていた俺。
そんな俺に、僅かな光が差し込んできた瞬間であった。



496 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:34:01.81 ID:P3NptMDO
うわあああああああああ川田あああああああ好きだあああああああああアッー!!!!

499 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 13:34:28.94 ID:bUNJPDwo
川田さん本当にいい人だ・・・




510 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:37:19.82 ID:cj6KJBAo
次の日、俺は川田さんの事務所に出掛けて行った。

家を出る時、おふくろに声を掛けた。
「おふくろ。ちょっと出てくるね。」

「どこに行くんだい?」
数ヶ月間、家から一歩も出なかった俺に対して
おふくろは、少し驚いた表情を見せた。

「んーー。仕事」
俺はそう答えた。

そんな俺の言葉に対して、おふくろは少し嬉しそうに
「そうかい。気をつけて行っておいで!」
と言って俺を送り出してくれた。

地面を踏みしめるのにも違和感があった。
そして外の空気がやけに新鮮である。

川田さんの事務所まで、電車を乗り継ぐ。
電車に揺られていることが、日常とかけ離れた行為に思えた。

「ここか・・・。」
川田さんの事務所の場所は、以前に聞いていた。
しかし訪ねるのは、初めてであった。

久しぶりに会う川田さん。
どんな顔をして会えばいいのだろう?

俺は少し緊張していた。

「失礼します。」そう言って俺は事務所のドアを開けた。




525 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:40:47.48 ID:cj6KJBAo
少し狭いが、小奇麗な事務所であった。

その1番奥で、川田さんはパソコンに向かって
なにやら作業をしている様子だ。

俺に気づいた川田さんは
「おう!二宮~~。久しぶりだな!」
そう言って俺に近づいて来た。

「あ・・・。川田さん。お仕事続けて下さい!」
俺は慌ててそう言った。

「そうか?すまんな。ちょっと急ぎの仕事があってなぁ。
ちょっと待っててくれや。適当にその辺に座っててくれ。」
そう言って川田さんは、デスクに戻って仕事を再開した。

俺は近くのデスクに座って、川田さんが仕事を終えるのを待った。
そのデスクには、ある番組の台本が置かれていた。

その台本を手に取って、そっと中身を見た。
台本なんて、何ヶ月ぶりに見るんだろう・・・。

一瞬、強烈な吐き気がした。
まだダメだ!心が映像業界を強く拒否しているのが分かる。




532 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:43:51.03 ID:cj6KJBAo
その時川田さんが、パソコン画面を見ながら話しかけてきた。
「ったくよぉ。毎日毎日忙しくって嫌になるぜ・・・。」

「は・・・はい・・・。」

「金が貯まって仕方ないんだわ。こう仕事が忙しいとよ・・・。」

「・・・・・・。」

「ちょっとは貧乏な青年に分けてやらねーとなぁ。金」

川田さん・・・。

嘘だ。そんな余裕がある訳がない。
会社を興したのだって最近である。

いくら今までの地盤があるとはいえ
金に余裕があるはずはない。

今だって会社を軌道に乗せるために
安くてやりたくもない仕事をやっているに違いない。

「おっしゃ!!終わったぜーーー!!ちょっと早いけど飲みいくぞ!!」

川田さんは、俺を連れ出して飲み屋に向かった。

最後には潰されてしまったけど
仕事が俺に残してくれた財産は、川田さんだったんだ。

仕事がこの人に引き合わせてくれた運命に、俺は感謝した。




539 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:45:58.43 ID:gbUewdg0
川田さんすごい人だな
いろいろ辛かっただろうけど、二宮は川田さんに巡り会えて幸せだな!




542 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:48:13.45 ID:cj6KJBAo
今日はこんな感じで小刻みな投下してくよ。

19時の投下で最後までもっていきたい。

またちょくちょく顔だすねー。

一旦ノシ




546 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:48:58.79 ID:qqppPX60
乙ニノ!

待ってるぞー!

559 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 13:54:32.96 ID:nxoQOVko
新月9ドラマ
 ~二宮物語~

キャスト
二宮 光輝 : 松山ケンイチ
新田 まりあ : 磯山さやか
油田 靖男 : 塚地武雅
渡辺 彩 : 片瀬奈那
  悟 : 速水もこみち
川田 : 川田(ガレッジセール)
田畑 : 阿部サダヲ
大宮 : 八嶋智人
白井 : 天海祐希
片桐 : 二宮(友情出演)(思いつかなかっただけ)
木下 : 高橋克美
南 : 保阪尚希
赤松 : 佐々木蔵之助

560 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 13:55:25.63 ID:Y5CP5gg0
>>559
もう少しマシなタイトルつけろwwwwwwwwwwwww
あと悟は視ね




594 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 14:14:25.74 ID:cj6KJBAo
川田さんはスガシカオに似てるよ。
と俺までレス。

ちょっと飯食ってきますww




597 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 14:15:34.37 ID:ENzKEFI0
ちょ、スガシカオ似な川田さんとか・・
すてきすぎるw




708 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:13:04.23 ID:cj6KJBAo
その日から俺は、毎日川田さんの事務所に顔を出した。
時間はフレックス制である。

川田さんは、いかにも会社くさいルールを作るのが
大嫌いな人であった。

やることが無いなら来るな!
あるなら徹夜でもなんでもしろ!

実に分かり易い。

1ヶ月の間
川田さんは俺に、一切映像の仕事はさせなかった。

その代わり俺を連れて、毎晩飲みに繰り出した。

よく毎晩、体がもつな・・・。
大丈夫か?川田さん・・・。

俺が川田さんの体を、心配するほどであった。

しかしこの人にとって、酒は栄養ドリンクみたいな物だ。
飲めば飲むほど、疲れが取れるらしい。

そんな俺に、川田さんは給料までくれた。
しかもそれは、前の会社と同額の給料である。

俺は情けなかった・・・。

なにか川田さんの役に立ちたかった。
しかしどうしても、映像の仕事だけは出来ない。

そこで俺は昼間事務所に行くと、コピーや掃除、お茶汲みなどをした。
まるでOLのようだ。

これが俺なりに出来る、精一杯の仕事であった。

悔しいが・・・。




723 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:15:56.67 ID:P75K2Ks0
川田あああああああああああさあああああああああああああん




724 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:16:44.84 ID:cj6KJBAo
10月末のある日。
俺は事務所に飾ってある、お花の水変えをしていた。

「二宮~。ちょっと来い。」
川田さんに呼ばれた。

「はい。なんですか?」

「いま非常につまらん仕事を抱えて困っている。」

「はぁ・・・。」

「バカなカップルが、披露宴で上演するVを作りたいそうだ。」


川田さんの話のでは、新婚カップルが
安室奈美恵の CAN YOU CELEBRATE? をBGMにして
ドラマを作りたいそうだ。

内容は2人が出会って、遊園地でデートをして
最後は抱き合って終わる。

それを披露宴で上映して、来賓者の笑いを取りたいらしい。

正気の沙汰とは思えない、バカバカしい仕事である。




747 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:19:39.84 ID:cj6KJBAo
「俺はさぁー。一流のDじゃん?だからこんな仕事できないわけよ。分かる?」

「は・・・はぁ。」

「お前がやってくれたら・・・。助かるんだわ。」

川田さんの目を見る。
冗談っぽく話しているが、その目はマジである。

戻ってこい!
こっち側に戻ってこい!二宮!!

川田さんの目が、俺にそう訴えかけてきていた。

俺は腹をくくった!

「分かりました。やらせて下さい!その仕事。」

これが俺の転機となった。




752 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:20:24.94 ID:P3NptMDO
>>747
よくいったああああ!!!!

753 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:20:36.30 ID:q6MiLYUo
転機キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

754 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:20:44.23 ID:mk2ai820
うおおおおぉぉぉぉぉぉぉおぉおお

757 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:21:00.92 ID:izRh4RUo
>戻ってこい!
>こっち側に戻ってこい!二宮!!

涙腺崩壊\(^ο^)/

763 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:22:05.82 ID:aOHDIo.0
>>747
なんかさ、川田さんの復帰のさせ方とかすごいよ!
ニノにとっては最良の戻り方だったかもな。
こんな上司になりてーなー!




776 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:23:44.16 ID:cj6KJBAo
次の日、俺と川田さんは
依頼主のカップルとの、打ち合わせに出掛けた。

依頼主の要望を聞く。

なるほど・・・。

早速、脳内で映像を想像して、組み立ててみる。
実にバカバカしい構成だが、少し面白そうである。

面白い・・・。

なんだこの感情は・・・?

映像を面白いと思っている自分がいた。

こんな感覚はいつ振りだろう・・・?

その時、川田さんが俺に聞いてきた。

「どうだ?二宮は何か意見があるか?」

こうすればもっと面白くなる!

こうすればもっとバカバカしくなる!

俺は一瞬で考えた演出プランを、依頼主に伝えた。

依頼主も俺の話を聞いて、笑いながら乗ってきた。





781 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:24:48.53 ID:Y5CP5gg0
やったなニノ、まじで良かったな




799 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:27:47.09 ID:cj6KJBAo
旦那は大喜びである。
「それはいいですねー。爆笑とれるぞ!」

奥さんも
「でも恥ずかしいよー!」等と言っているが
まんざらでも無さそうだ。

俺は打ち合わせを終えると
事務所に帰って、構成を練り直した。

それを書面にして行く。

番組やVPと比べれば、本当に小さな仕事だ。

でも構成を考えている俺は、仕事を楽しんでいた。

少しでも依頼主に、喜んでもらいたい!
少しでも披露宴にやって来た、客を笑わせたい!

それが俺のモチベーションになっていた。

それからは毎日、夜中まで残って
夢中で台本を作った。

本来ならこんな台本は、3時間もあれば出来る。

しかし俺は、丁寧に丁寧に台本を書いていった。




827 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:31:25.92 ID:cj6KJBAo
川田さんが「二宮ーーー!!飲みくり出すぞ!!」と誘っても
俺は「すみません。台本書かせて下さい!」と言って断った。

川田さんは「寂ちぃぃぃ・・・。」と言って、事務所から出て行った。

この仕事だ!!

この仕事で俺は・・・。

もう一度、再起するんだ!!

俺の決意は、確固たるものになっていた。




834 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:32:16.56 ID:ZGcT5ESO
川田さんwwwwww

833 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:32:13.89 ID:X94quUIo
川田さんは「寂ちぃぃぃ・・・。」

萌えるなww




856 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:36:15.77 ID:cj6KJBAo
披露宴会場の、照明がスッと落ちた。
いままで歓談を楽しんでいた、お客さんが黙り込む・・・。

俺の再起を賭けた作品が、スクリーンに映し出された。

たった40人程度の、視聴者しかいない。
番組とは、比べ物にならない少なさである。

俺は付き添ってくれた、川田さんと
会場の1番奥で、その光景を静かに見守っていた。

Vが進むに連れて、会場からは笑い声が出てきた。

あちこちから新郎新婦に対して、冷やかしの言葉が飛ぶ。
その度に、恥ずかしそうに笑う新郎新婦。

番組では視聴者の反応を、目の前で見ることは出来ない。

みんなが俺の創った映像で笑っている・・・。
それってこんなに、素晴らしいことなんだ・・・。




857 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:36:30.63 ID:1AjsCoQ0
いい話になってきた。

863 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:38:19.19 ID:JOcGKK2o
> みんなが俺の創った映像で笑っている・・・。
> それってこんなに、素晴らしいことなんだ・・・。

どんな仕事でも反応があるっていうのは素晴しいことだよね(´・ω・`)
とくにこの時のニノには一番のクスリだったんだよね(`・ω・´)




870 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:40:18.43 ID:cj6KJBAo
人に何かを伝えたくて入った、映像業界。

俺の映像は、たった40人の視聴者だけど

そのたった40人の視聴者に対して、確実に何かを伝えている。

クライマックスで、大爆笑が起きた。

それをきっかけにして、場内が明るくなった。
会場スタッフがスクリーンを片付け始める。

俺の再起作は、幕を閉じた。

その時、川田が言った。
「どうだ?二宮。映像っておもしれーだろ?」

俺はジッと正面をと見据えて言った。
「はい・・・。すごく面白いです!」





873 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:41:16.30 ID:bAB7Ho60
「どうだ?二宮。映像っておもしれーだろ?」
カッケー

871 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:40:49.82 ID:toKk32w0
こういうVってできたらカップルに渡されて
式場の照明とかやる係りに上映頼むもんじゃないの?
しかも川田さんまで二人がかりで行ってるって大掛かりだなー




882 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:42:56.33 ID:cj6KJBAo
>>871
俺が反応を見たくて、新郎新婦にお願いしたんだ。




887 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:43:59.79 ID:bAB7Ho60
二宮も川田さんもカッコ良いのに
お前らときたら・・・・・・




894 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:45:45.23 ID:cj6KJBAo
最終章 まりあへ

2007年の正月1通の年賀状が来た。
その年賀状には可愛い文字でこう書かれていた。

「明けましておめでとうございます。来年悟くんと結婚します。」

この年賀状の差出人は俺の元カノまりあだ。

その端には、小さな字でこう書かれていた。

「式は10月の予定です・・・。これがあの日の答えです。」

俺は自宅のポストから取り出した、その年賀状を鞄に入れて駅へ走って行った。

1月5日。今日は仕事初めである。
旧住所から転送されてきた、その年賀状は律儀に俺の実家へ届いた。




896 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:46:18.56 ID:Y5CP5gg0
ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ

897 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:46:31.40 ID:f7SnNZYo
ぎいぃやぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ

900 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:46:35.83 ID:TdCxI7oo
はあああああああああああああああ

901 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:46:38.89 ID:v7qjdEgo
うわああああああああああ

903 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:46:47.87 ID:bAB7Ho60
最終章 まりあへ




来てしまった。。。。

908 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:46:59.96 ID:Y5CP5gg0
あれ、てことは結婚式終わってる?

911 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:47:30.05 ID:f7SnNZYo
え?今年の10月じゃね?




920 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:48:20.23 ID:cj6KJBAo
>>911
そうそうww
来年結婚します→10月(2008年ね)




932 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:49:18.29 ID:hD5U3as0
ニノ、ラスト頑張れ。
ぼろ泣き寸前だけど楽しみに待ってます。




942 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:50:41.48 ID:cj6KJBAo
そっか・・・。

結婚か・・・。

大学を卒業して、すぐに結婚するだなんて
それくらい悟が好きなんだな・・・。

まりあ・・・。悟・・・。

結婚おめでとう!

俺も頑張るからな!

やっと仕事が出来るようになったんだ。

小さい仕事だけど

少しずつ・・・。

少しずつ・・・・・。

俺の中で映像を創りたい!っていう気持ちが、沸き起こってきてるんだ!

俺はやっぱり映像が好きなんだ!




960 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:52:46.16 ID:zGLabtoo
>>942
>まりあ・・・。悟・・・。

>結婚おめでとう!

>俺も頑張るからな!

ニノやっとそう思えるようになったんだな。

967 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 17:53:37.73 ID:hD5U3as0
>>960
そうだよな。
あんな苦しくて辛い思いをして一度廃人になったのに、
またこうして立ち上がれるなんて・・・
俺もニノのような強い人間になりたいよ。




971 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/30(月) 17:54:19.27 ID:cj6KJBAo
あの日の、披露宴のVを境にして
俺は徐々に、映像の仕事へ復帰していった。

川田さんも、俺の精神状態を見極めつつ
俺に出来そうな、仕事を割り振ってくれた。

立ち直るのには、何度も葛藤があったけど
その度に川田さんが、俺を支えてくれた。

そしておふくろが、俺を支えてくれた。

俺の実家と、悟の実家は近所である。

さすがに正月くらいは、顔を会わす覚悟をしていたが・・・。

向こうが俺を避けているのか
ニアミスなのか・・・?

悟と会うことは、全くなかった。

春には、俺はほぼ元通りの姿に戻っていた。




30 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] :2008/06/30(月) 17:58:43.04 ID:cj6KJBAo
2007年こそが、本当に勝負の年である。
俺は必死になって仕事をした。

しかし過去の教訓を生かして
オーバーワークにだけは気をつけた。

自分のキャパシティを知ろう!
それが社会人として
俺が学ぶべき、最初の仕事なのかもしれない。

8月15日
3度目の終戦まりあ記念日も、俺は仕事をしていた。

川田さんや、他のスタッフは、お盆休みを取っていた。

俺も特に仕事は無かったが、出社していた。
なぜかこの日だけは、家にいたくなかったのだ。

会社の窓から、夕暮れを見つめながら思った。

まりあ・・・。22歳の誕生日おめでとう!
俺と初めて出会った時、まりあはまだ19歳だったよな・・・。

もう随分と、時間が経ってしまったね。




40 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2008/06/30(月) 18:00:13.74 ID:.6sFgP60
しっかし親友の彼女奪っておいて音沙汰なしってどうよ??

50 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2008/06/30(月) 18:01:13.07 ID:j80WIYko
>>40
どの面下げてニノに会うんだよ

59 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2008/06/30(月) 18:02:16.99 ID:wE7i1zE0
すげーなニノ
俺だったら何でこのタイミングで・・・とかって鬱に再突入してる





63 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] :2008/06/30(月) 18:03:00.49 ID:cj6KJBAo
その時、まりあが昔俺に教えてくれた、将来の夢を思い出した。

「光輝くん。私ってどんな仕事が向いていると思う?」

「うーん。カレー屋かな?やっぱり」
俺は冗談でそう答えた。

まりあは少し、すねた感じで
「カレー屋さんはバイトで十分です!私ね・・・。保母さんになりたいの」

そうか・・・。
まりあは子供が好きそうであった。
いかにもまりあらしい仕事である。

「夢が叶うといいね。」

「うん。私がんばるよ!!」
その時の、まりあの笑顔を思い出す。

夢が叶うといいな。

悟・・・。まりあを大切にしてやってくれ。
俺の何倍も何十倍もな!


終戦まりあ記念日を
心の中でお祝いするのは、今年で最後だ!

最後にするね・・・。まりあ・・・。

俺は自分のデスクに戻って、仕事を再開した。




99 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] :2008/06/30(月) 18:08:18.92 ID:cj6KJBAo
2007年は、俺にとっても必死であったが
みんなも必死で、生きていた。

川田さんは会社を大きくするために、必死で営業をした。
プライドが高いあの川田さんが、仕事欲しさに頭を下げまくっていた。

渡辺も必死であった。
カメラマンになるために、休みもろくに取らず仕事をしていた。
俺は過去の自分の経験から、内心ドキドキしながら応援した。

そして油田も必死だった。
就職活動でクタクタになっている様子である。
たまに俺に電話をしてきては、泣き言をほざいていた。

それでも就職は決まらなかった。
少し高望みしすぎじゃないか?お前は・・・。

まりあと悟の状況は、全く分からなかった。

それでも、油田と渡辺も
まりあと悟が、結婚することは知っていた。

まりあは、あの2人にも年賀状で知らせたようだ。

2007年は、すごい早さで過ぎていった。




126 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] :2008/06/30(月) 18:13:32.30 ID:cj6KJBAo
そして2008年。
今年である。

今年は、まりあからの年賀状が届くことはなかった。

きっと悟と2人で幸せにしているさ・・・。

おふくろは俺と悟が、こんな関係になってしまったことを
薄々感づいている様子だ。

悟に関する話題は、一切振ってこなかった。

俺はもう平気なんだけどね・・・。

いまバッタリ悟に会ったとしても
「おう!元気にしてた?」と声を掛ける自信がある。

俺は今年の正月。
意味もなく、悟の実家の前をブラブラしていた。

今年は実家に、帰っているかも・・・?

どうせいつか会うのだ。
こんなに実家が近いんのだ。
それなら早く顔を会わせてしまった方が楽になる。

しかし今年の正月も、悟に会うことは無かった。




156 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] :2008/06/30(月) 18:18:22.96 ID:cj6KJBAo
悟はまだ、俺に会いたくないのかも知れないな。

今年は、飛躍の年にしよう!
去年は、転機の年だった。

川田さんと頑張って、事務所を少しでも大きくしよう!
俺は仕事に燃えていた。

俺はこの時、まだ気づいていなかった。

今年にも大きな、転機が訪れることを・・・。

俺とまりあに、大きな転機が訪れることを・・・。




159 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2008/06/30(月) 18:18:50.95 ID:uE5p.Mo0
うえええええええあああああああ!!!!??!!?!?!!?!??!?!

166 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[]:2008/06/30(月) 18:19:00.83 ID:xMR4gTEo
>>156
ちょっと待て。

転機・・・・・・だと?

196 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/06/30(月) 18:20:23.88 ID:xnYAOdko
これはいったいwwwwwwww




197 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] :2008/06/30(月) 18:20:26.14 ID:cj6KJBAo
一旦オチね。
19時に戻るね!

んじゃノシ

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